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2013-10

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げんきんな奴

げんきんな奴とは、母のことです(><)

妹と二人で、思わず口走ってしまいました(^o^;;

私の母は今、妹の家の近くで一人暮らしをしています。

先日、妹から母が倒れたと連絡がありました。

妹が昼食を持って母の家に行き玄関を開けると、ベッドとテーブルの間に母が転がっています。

意識が朦朧としていて、手足の力がはいりません。
どうやら低血糖を起こして倒れてしまったようです。
急いでブドウ糖の飴を口にいれ、病院の先生に連絡。

手足が動かなかったので、一応脳の検査もしましたが異常なし。
どうやら低血糖だろうということで、自宅に戻りました。

足腰はいっきに衰えてしまい、一人で歩くのも危なっかしくなってしいました。

その日までは、押し売りや不審者が心配だったので、玄関のドアにはチェーンをしておくように言ってあったのですが、幸いにもその日はチェーンがかかっていず、すぐに家に入る事ができました。

もしチェーンがかかっていて、家に入るまでに時間がかかっていたらと思うと、心臓が止まりそうになったと妹は言っていました。

チェーンはその日のうちに取り外して、母が自分でかけられないようにしました。

さて、翌日はデイサービスの日ですが、行かせるかどうかは様子を見てということに。

そして、翌日の朝
事情を話したら、デイサービスのヘルパーさんが車椅子を持って迎えに来てくれました。

当の本人はといえば、まわりの心配をよそに、何事もなかったかのように

「行ってきまーす(^o^)/」

と手を振りデイサービスに・・・

その話を聞いて、思わず言ってしまいました。

げんきんな奴!

その次の日、透析の先生から、

「もう一人で暮らすのは難しいでしょう
同居しても、仕事を辞めて24時間誰かが見ていないと危険です」

そう言われ、とりあえず先生の紹介で入院のできる腎クリニックに入院することに。

入院して2,3日は

「役立たずだから捨てられたのかと思った」

と来る人来る人に言って落ち込んでいたそうです。

物忘れが酷いので、自分が倒れたことも覚えていません。
入院に至った経緯を何度も説明して、ようやく落ち着きました。

気持ちが落ち着くと今度は、周りの人間が「運動しろ」とうるさく言わないのをいいことに、病院のベッドでゴロゴロしています。

そこで、妹たちと相談して、交代で病院に行きリハビリをすることに。

リハビリといっても、病院内を歩いたり、折り紙をしたり算数ドリルで勉強したり。

それでも、最近は笑顔も出てくるようになりました。

来年からは母との同居を考えていたのに、同居することも難しくなってしまいました。
こんなに早く危険な状態になってしまうのなら、もっと早く決断をすればよかったと後悔先に立たず。

今まで、家族のために、やりたいことも我慢してがんばってくれたのだから、これからは、できるだけの事をしてあげたいなと思います。

それにしても高齢者の衰え方って、本当にあっという間に進んでしまうのですね。
1日1日を大切にしてあげないといけないなと思いました。




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プロフィール

beneyan

Author:beneyan
2012年4月17日に乳がんと診断され、左胸全摘手術。リンパ節転移なし。ルミナルA。現在ゾラデックスのホルモン療法中。

同じ乳がんでも良い性格の癌だと主治医に言われました。
でも時々、気持ちが折れそうになると、手術をしてくれた先生や、お世話をしてくれた看護師さんたちのことを思い出します。

私の命を助けてくれた人たちがいる、みんなが助けてくれたこの命を大切にしなくてはいけないと思うんです。

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