
神の山 出羽三山
2013/08/21 (Wed) 13:10
今年の夏は特に暑いですね。
自宅では、エアコンはめったに使わないのですが、さすがに今年はエアコンなしではいられませんでした(汗)
さてさて、先月、山形の出羽三山に行って来ました。
羽黒山はひたすら続く心臓破りの階段。。。は昇らずに、車で山頂まで

山頂に着くと大きな雷が鳴り始め、あっという間に土砂降りです。
雨が落ち着くまで駐車場で待機。
小雨になったところで山頂の境内へ。
山頂で階段を上ってきたお婆さんに遭遇。
お婆さんは毎日階段を上って羽黒神社にお参りしているそうです。
私も見習って、足腰を鍛えなくては・・・・・。
羽黒山山頂には鏡池という池があるのですが、山頂に池があるのは珍しいそうです。
その池は羽黒山のご神体だそうです。
雨で塵が洗い流されたせいか、山頂にある鏡池はとても美しくて穏やかな気持ちにさせてくれます。
羽黒山の本殿をお参りして、次は温泉がご神体の湯殿さんへ。
写真は出羽三山神社公式ホームページよりお借りしました。

湯殿山では温泉が湧き出るご神体を参拝。
駐車場からシャトルバスが出ているのですが、今回はバスには乗らずに歩いて登山。
お遍路さんが持っているような杖を借りていったのですが、杖がなかったら途中で挫折していたかも・・・。
湯殿山神社をお参りして、温泉が流れてくる岩(ご神体)に昇らせていただき、温泉が湧き出ているところをお参りしました。
湯殿山では滝行をする場所もあり、滝行はしませんでしたが、水はとても冷たかったです。

以下、出羽三山神社HP湯殿山より
御神体巡拝
三山が神仏習合であった時代、三山を抖?(とそう)する修行を「三関三渡」といった。
羽黒山は観音菩薩(現在)、月山は阿弥陀 如来(過去)、葉山や薬師岳は薬師如来(未来)とされ、それらの加護と導きにより現在・過去・未来の三関を乗り越え、湯殿山の大日如来(三関を超越した世 界)の宝窟に安住し、即神成仏(生きたまま悟りを開く)の妙果を得るというものである。
裸足になってご神体に登拝するのは、大日如来と一体になって感得することである。また湯殿山は神の世界ゆえ、古来より人工は許されず社殿を設けないのである。
御神体に登拝して、大日如来と一体になった私は、最後に神社近くの足湯で神々しくまったりして今日の任務は完了

宿坊に戻ってバタンキュー
大日如来さまおやすみなさい

翌日は早朝から月山へ。
車で8合目まで行って、本来は山頂まで登って登拝するのですが、今日は8合目付近の遊歩道をお散歩

何しろ、8合目から山頂まで3時間、往復6時間もかかるんです。
当日は朝から少し曇っていたのですが、そのおかげで、月山はもやがかかっていてとても神秘的な姿を見せてくれました。
8合目の駐車場から、月山中之宮まで20分くらい。途中で白装束の人たちや、山伏姿のほら貝を持った人たちと挨拶を交わしながら、出羽三山が山伏修行をしている人たちには大切なご神体なんだなぁと改めて思いました。
同じ山でも人それぞれの意味があるのですね。
霧がかかった月山8合目付近

8合目付近の遊歩道にはいろいろな花がたくさん咲いていました。


茎もしっかりとした、逞しくも美しい花


綿毛のようにふわふわしたお花

これはいったい・・・・
足元になにやらにょきっと

これから花が咲くのか、咲いた後なのか。それともこれが花?

遊歩道をお散歩して車に戻った瞬間に、滝のような大雨が降ってきました。
間一髪セーフ

お土産も買ったし、後はおうちに帰って最後は、キンキンに冷えたビールで締めくくり



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